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プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー
奈良迫洋介

鹿児島大学 法文学部卒

プロジェクトマネージャーとして、お客様より原稿をお預かりするところから、翻訳を納品し請求するまでのすべての翻訳工程と品質を管理する責任者。

なぜ翻訳会社で働こうと思ったのですか。

もともと海外の翻訳小説が好きでよく読んでいました。編集者になりたくて出版社の入社試験も受けたことがあるくらいです。普段から日本語や英語の表記や表現のちょっとした誤りがとても気になるほど言葉には敏感だと思います。
以前ニュージーランドで働いていたときは、英語をしゃべれなくて悔しい思いをしました。同僚やホストファミリーからも英語を話せないがゆえに相手にされなかった時期もありました。その悔しさをバネに英語を貪欲に勉強し、それに伴い言語に対する興味も一層強まりました。突き詰めれば、言語に関心があるというのが入社の動機になります。

プロジェクトマネージャーの仕事内容を教えてください。

プロジェクトマネージャーはいつも複数の案件を並行して抱えており、それぞれの案件ごとに翻訳工程を最適化するのが役割です。お客様から翻訳依頼を受けてから、お客様のお支払いの完了までをすべて見届けます。仕事は、翻訳者への原稿の受け渡しから翻訳者の時間管理、請求書の作成まで多岐にわたります。弊社では、専門分野が1117 ほどの科目に細分化されており、原稿の難易度、希望納期、お客様のご予算などの各種条件を勘案して、最適な翻訳者を選びます。翻訳者を選ぶ際には、専門分野が合致するかどうかに加えて、これまでの翻訳実績、納期に対する意識、弊社独自の翻訳者の能力評価などを参考にしています。

翻訳工程の管理のどういったところが難しいですか。

翻訳者を管理することの難しさに尽きます。ときには短い納期内で最高の品質を実現しなければいけないことがあります。どれほど翻訳の品質が高くても納期に間に合わなければ台無しですし、納期前に納品できたとしても低品質であれば意味がありません。とくに、日英翻訳のレベル3のプランでは細心の注意を払います。レベル3では、まず第一翻訳者が原稿全体を翻訳し、そのあとにバイリンガルのクロスチェッカーが日英両原稿を照らし合わせて訳漏れやミスを修正し、最後にネイティブチェッカーが校正作業をする、というプロセスになっています。このように3段階の工程があるので、どこかの工程で納期がずれ込むと、その後の工程にも影響が出てしまいます。したがって、各工程で少しの遅れも出ないように、翻訳者にフォローの連絡をするなどして厳しく時間管理をしています。しかし、翻訳者に与える時間が少なすぎると品質に影響が出るので、そのバランスが難しいところです。

プロジェクトマネージャーのやりがい、楽しさはどういった点ですか。

自分がしっかりしていないと翻訳工程が破綻し、品質が劣化し、お客様にご迷惑かかるので、やりがいというより強い責任を感じます。そのため万が一の場合に備えて、「保険」をかける工夫をしています。翻訳者がなんらかの理由で納期に間に合わないという事態がごくまれに発生します。こうした「もしも」に備えて、別の翻訳者にも声をかけておき、スケジュールを確認しておきます。「もしも」の場合にすぐに翻訳作業に取り掛かってもらうようにするためです。また、実際の納期より早めのスケジュールを伝えることもあります。お客様の手元に翻訳原稿が届くまですべてスケジュール通りにいったときには非常に達成感があります。

ユレイタスの翻訳のどういった点が強みですか。

英語ネイティブ校正者が社内に80人以上もいるという巨大な組織力です。英語ネイティブの組織力があるからこそ、迅速かつ複数回のネイティブチェックが可能であり、高品質の理由ともなっています。また、翻訳や校正を担当するチームとは別に、ベテランの英語専門家からなる品質管理チームがあり、日々、翻訳者や校正者の実力測定をしています。お客様から品質に対してご指摘があった場合に、品質を分析するのもこのチームです。一週間かけて一語一語を精査し、分析結果をレポートにまとめ、お客様にご提出します。こうした徹底した品質への取り組みができるのも、弊社の英語ネイティブの組織力が前提になっています。

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