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インタビューKaren Yeo 様
(Senior Marketing Manager, Asia Pacific)

私はユレイタスをおすすめします。クライアントが希望するものを確実に届けるための努力が素晴らしいと思います。ユレイタスは自分たちの決めた枠内でしかサービスを提供しないといった翻訳会社ではありません。クライアントが何を望んでいるのかを把握して、それを満たすための最大限の努力をしてくれます。

シンガポールを拠点とし、アジア太平洋地域のシニアマーケティングマネージャーを担う。担当地域におけるブランド認知度、市場シェアを高めるため様々なマーケティング戦略を実施する。収益促進マーケティング活動、イベント管理による販売サポートを、コミュニティ援助活動、チャネル・マーケティングなどローカルマーケティングの開発と融合する試みを行っている。これまで非営利組織の管理業界でマーケティングを指揮した勤務した経験もある。

これまでのご経験、ご経歴についてお聞かせください。

ACS Publicationsに勤務する前は、McGraw-Hill Educationでアジア太平洋地域のセールス&マーケティングオペレーションマネージャーを務め、アジア太平洋全体に価値マッピングツールの実装、及びスコアリングモデルの供給に取り組んでいました。 また、シニアマーケティングマネージャーとしてケンブリッジ大学出版局に勤務した経験もあります。

アメリカ化学会(American Chemical Society 。米国を拠点とする世界最大の科学系学術団体。以下「ACS」)は化学系の学術出版界で最も権威のあるパブリッシャーとして知られています。発行されている50以上の査読付きジャーナルは、信頼性が高く、引用数も多く読者も多い雑誌としてランク付けされています。そこでまず、ACSの使命について簡単に教えていただけますでしょうか?

私たちが目指すのは、会員の皆様が化学を進歩させ、キャリアの可能性を高め、ネットワークを広げ、将来の世代の財産となる成果を残し、世界と協力して科学的なソリューションを提供できるようになることです。私たちの使命は、化学の領域における多くの研究者の幅広い研究を推し進めることで、地球と人類に貢献することです。化学が持つ変革の力によって人々の暮らしを向上させることが私たちのビジョンなのです。

ACSは会員/研究者どうしがつながりを持てる世界最大の科学コミュニティですが、そうした研究者どうしの交流という文脈で、ユレイタスでの継続的な翻訳プロジェクトはどのような意味を持つのでしょうか。

ACSの最新情報を会員の皆様にお届けするニュースレターがACS Insightsですが、日本人の購読会員が多数いらっしゃり、そしてまた日本での購読や視聴を増やすためにもこのニュースレターを日本語に翻訳してもらっています。読者に母国語で届いた方が訴求力があり、開封率やクリック率が大幅に向上すると考えたからです。
また、説明書やその他のマニュアル、カタログなどの翻訳が必要な場合もありますし、その他にも、プレスリリース、パンフレット、リーフレットなど多岐にわたる翻訳も依頼しています。

ACSは、テクノロジー、公共政策、化学教育などに関連する豊富なテーマを扱う幅広い査読付き電子出版物を刊行していますが、翻訳チームの化学に関する専門知識はどの程度重要なのでしょうか。

非常にニッチで専門的な内容ですので、翻訳者には関連分野の専門知識が必要です。また、その分野の専門家の視点に立ちつつ自然かつ的確な表現も求められますので、同時に言語の専門家でもなければならないということです。

プロジェクトを通して、自然な文章や表現に翻訳することを重視されてきましたが、それはいわゆる「トランスクリエイション」、つまり元の意味を保持しながら日本語で専門性の高いライティングをする作業に近いものです。この一連の翻訳における文章や表現の自然さの重要性について、もう少し説明していただけますか?

自然な文章や表現は私たちにとって最も重要です。研究者向けのニュースレターですから、ニュース記事のインパクトと読みやすさに加え、科学雑誌の記事のような正確さが求められます。「トランスクリエイション」と同様、逐語的な翻訳ではありません。私たちは修正なくそのまま公開できるレベルの翻訳を納品してほしいと考えていました。ですから、一連のサービス中の翻訳校正は、雑誌の編集者のような作業になります。そのためには、化学分野の専門性に加え、読みやすい自然な文体での文章作成が必要になるのです。

日本人向けのニュースレターを日本語に翻訳するようになってから、読者数は向上しましたか?

ニュースレターを日本語にローカライズすることで、メールの開封率が向上しただけでなく読者のエンゲージメントも向上しました。ですから、日本人読者のエンゲージメント向上という目的は達成できました。

ユレイタスとは長年仕事をされていますが、ニュースレターを翻訳する上での課題、そしてそれをどのように克服したかについて教えてください。

日本語への翻訳では文化的なニュアンスへの気配りが非常に重要でした。また、ニュースレターにニッチで専門的な情報が含まれていることが翻訳をさらに難しくします。

ユレイタスは、私たちと緊密に連絡を取り、納期通りに高品質の翻訳をストレスなく提供する業務フローを作ってくれました。繰り返しになりますが、専門的な文書ですから自然な流れの翻訳が必要なのです。それを実現するのは簡単なことではありませんが、ユレイタスは専門性の高い自然な日本語に翻訳してくれています。

また、記事の内容理解のために、各記事のリンクを参照していただくようお願いしています。例えば100語だけの文書であっても、数千語に渡って書かれた内容を理解しなければ正確に翻訳することができません。翻訳依頼する全ての記事について、ユレイタスはそうした努力をしてくれています。

現ユレイタスの翻訳サービスの中で、最もレベルの高いサービス、つまり「翻訳+クロスチェック+ネイティブチェック」というサービスを選択されていますが、これは料金も最も高額です。それに見合ったサービスでしょうか?

そう思います。依頼している翻訳は通常の翻訳とは異なり、誰でもできるというものではありません。ですから最高品質の翻訳サービスを選択しましたし、納品いただいている翻訳もそれに見合ったものです。また、ユレイタスはフィードバックにも柔軟な対応してくれ、多少の修正であれば無償で行ってこちらの望むものを納めてくれます。ユレイタスのサポートは非常に心強いです。

ユレイタスのサービスの満足度はどの程度でしょうか?

私たちは毎月決められた日付の決められた時間にニュースレターを配信しなければなりません。ユレイタスに翻訳を依頼していますが、いつも期待通りの品質で納期に間に合わせて納品してくれます。カスタマーサポートも迅速で対応がよく非常に助かっています。日本のサイエンスライターが日本語で作成した科学雑誌のニュースレターのような仕上がりで、まさに私たちが目指していたものです。

ユレイタスを知人に勧めますか?

はい、推薦します。クライアントが希望するものを確実に届けるための努力が素晴らしいと思います。ユレイタスは自分たちの決めた枠内でしかサービスを提供しないといった翻訳会社ではありません。クライアントが何を望んでいるのかを把握して、それを満たすための最大限の努力をしてくれます。

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